例えば「ABAPプログラムをコピーして、変更した後にコピー元と比べる」、「開発機のプログラムが本番機移送されていることを確認する(開発機と本番機の比較)」など、プログラムのコードベースで比較する方法を解説する。
プログラムの差分を確認する方法
同一プログラムのバージョン違いを比較する:SE38
クライアント内の比較(修正前との差分比較など)をする方法。
- Tr-Cd:SE38を起動する。
- 比較するプログラムを入力する。
- メニューバー>ユーティリティ>バージョン>バージョン管理>比較するバージョン を選択する。
- 比較するバージョンを選択する。
- 画面上部の「比較」ボタンを押下する。
異なるプログラムを比較する、異なるシステム間で比較する:SE39
システム間の比較(開発機から本番機への移送確認など)をする方法。
- 比較元のシステムID、クライアントでSAPにログインする。
- ABAP 分割画面エディタ(Tr-Cd:SE39)を起動する。
- 「異なるシステムの比較」を押下する。
- 「左」の枠内に比較元のプログラムIDを入力する。
- 「右」の枠内に比較先のプログラムID、「RFC 宛先」に比較先のシステムID(に該当するもの)を入力する。
- Enterを押下する。
- 比較先のクライアント、ログインユーザ、パスワードを求められるので、それぞれ入力してEnterを押下する。
→画面左側に比較元、右側に比較先のソースコードが表示される。
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