計画コピー(Tr-Cd:KE1A)は、管理会計-収益性分析のトランザクションデータをコピーする機能である。例えば、今年の実績をもとに翌年の計画を立てる場合、今年の実績データを翌年の計画データにコピーできる。
※ただし、コピー先は計画データしか選択できないので注意。
操作手順
第一画面
コピー元、コピー先のデータを指定する。
- 計画データ:コピー先の会計年度・期間(from ~ to で指定)、バージョン、レコードタイプを指定
- 元データ:コピー元の会計年度・期間(from ~ to で指定)、バージョン、レコードタイプを指定。また、計画データor実績データも指定する。
画面上部の以下のボタンを押すと、コピーの詳細を指定できる。
「プロセス指示」画面
各特性項目に対して、コピー方法を指定する。以下のいずれかから選択する。
- コピー:コピー元、先でそのままコピーする。
- 集計:該当項目で値項目を集計して、コピーする。例えば、コピー元で得意先Aに対して売上高100円、200円の2レコードあった場合、300円にサマリしてコピー先にデータ登録する。
- コピー先:(恐らく)コピー元の値に関係なく、指定した特定の値に置換してコピーする。
「選択基準」画面
コピー元データの抽出条件。
「値項目」画面
コピーする値項目を選択する。選択された数値データがコピー対象となる。計画コピーにおいて、処理対象となる想定のデータが処理されない場合は、このプロセス指示と実際のデータが噛み合っていないケースがほとんどである。
テーブル
テーブルID | 内容説明 | 備考 |
---|---|---|
CE1++++ | 実績明細テーブル | 実績伝票を保持 |
CE2++++ | 計画明細テーブル | 計画伝票を保持 |
テーブルIDの「++++」には、分析対象のコードが入る。例えば分析対象「1000」であれば、実績明細テーブルIDは「CE11000」となる。
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